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【書評】タニヤ・タラガ(村上佳代:訳)『私たちの進む道:植民地主義の陰と先住民族のトラウマを乗り越えるために』【ひとことレビュー#12】


カナダの先住民であるタニヤ・タラガさんの先住民の自死とその背景についてラジオ講座をもとにした本。とにかく、先住民をめぐる差別と暴力のすさまじさに絶句につぐ絶句である。ここまでの差別が現代に至るまで波状的に行われてきて、その中をトラウマを負いながらサバイバーとして文字通り生き延びてきたのだと知った。それゆえに、そこから語られる言葉は重い。無関心という形で抑圧に加担するマジョリティに対するそれは暴力なのだと語る言葉に、自分自身はどうそれに向かい合うかを突きつけられる。読むべき一冊。(あるぼりーと)



目次

第1章 私たちはずっとここにいる

第2章 強欲のビッグ・ブラザー

第3章 第三の空間

第4章 「息を吹き返せ」

第5章 私たちはどこにも行かない

訳者あとがき


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