カテゴリ:民間宗教



【書評】アンヌ・ブッシイ著『神と人のはざまに生きる:近代都市の女性巫者』【ひとことレビュー#6】
ひとことレビュー · 2024/10/26
明治末期に奈良県で生まれた一人の女性が、視力を失った後、稲荷の系譜となる白狐の白高と名乗る神の憑依を受け、オダイ(神が憑依し声を伝え、病を癒やす者)となり、大阪の天王寺で数多くの信徒たちの悩みに答え(それは株の売買まで!)、病を癒やし、欺瞞を暴いた宗教的実践を行い生きたライフヒストリーである。…